試験Ⅰ問題11【言葉の乱れ】
問1 「ら抜き言葉」を選ぶ
「ら抜き言葉」は、Ⅱ型動詞の可能表現から「ら」が抜ける現象(完全攻略ガイド71p.)。
①②「切れる」「売れる」はⅠ型動詞「切る」「売る」の可能形。
③「書かれる」はⅠ型動詞「書く」の受身形。
④「考えれる」は、Ⅱ型動詞「考える」の可能形「考えられる」から「ら」が抜けている状態。
答えは④だと思います。
問2 「さ入れ言葉」について
「さ入れ言葉」は、本来「さ」が入っていないⅠ型動詞(五段動詞)の使役形に「さ」を入れて使用すること(完全攻略ガイド71p.)。
答えは③だと思います。
問3 「言葉の乱れ」について
①×言葉の乱れを引き起こすのは若者や大衆の方だと思います。
②×言葉の乱れは話し言葉に現れやすく、書き言葉には現れにくいと思います。
③○
④×「言葉のゆれ」は、ある語が変化する過程で、その語形等について、本来の形に対して拮抗する形が別に生じ、両者が並存する状態(文化庁の国語政策についての報告により)。
ex.「あたたかい」/「あったかい」、「感ずる」/「感じる」など
答えは③だと思います。
問4 「新語・流行語」について(不適当なものを選ぶ)
①②④×
③流行語は一時的なブームで終わる言葉で、次の若者世代に引き継がれるものではないと思います。
答えは③だと思います。
問5 言葉の変化に関する記述
①○
②③④×いずれも本来の意味と誤用が反対です。