【日本語教育能力検定試験】独学ノート

日本語教育能力検定試験について、私が取り組んで効果的だったと思う学習方法をまとめます。

試験Ⅲ問題15【日本語指導の必要な児童生徒の教育】

問1 「特別の教育課程」における指導内容は?

問題文に掲載してある「学校教育法施行規則の一部を改正する省令等の施行について(通知)」を参照。

第2 留意事項

(1)(前略)当該児童生徒の日本語の能力を高める指導のみならず、当該児童生徒の日本語の能力に応じて行う各教科等の指導も含むものであること。(後略)

したがって、正解は②です。

 

問2 「BISC」と「CALP」について

(完全攻略ガイド301p.)

・生活言語能力(BICS)生活場面で必要とされる言語能力で、文脈の支えがある場合にはたらく。〔=文脈依存度高い・認知的負担が小さい〕

・学習言語能力(CALP)文脈の支えがない学習場面ではたらく。認知的に負担が大きい。〔=文脈依存度低い・認知的負担が大きい〕

したがって、正解は④です。

 

問3 「CLARINET」について

文部科学省ホームページの「CLARINETについて」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/001.htm

《このホームページの目的》

 このホームページは、国内外におけるインターネット利用環境がめざましい進展を遂げていることから、文部科学省が中心となって、時間的・空間的な制約を克服した海外子女教育・帰国児童生徒教育関係の教育相談や情報提供並びに海外にある日本人学校・補習授業校と国内の学校及び日本人学校・補習授業校同士などの情報交換等が行えるような場を、広く一般にも提供していくことを目的としています。

正解は①です。

 

問4 「JSLカリキュラム中学校編」の支援タイプ(不適当なものを選ぶ)

JSLカリキュラム中学校編」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/001/011.htm

この中の「日本語支援の5つの考え方」によると、

直接支援として「理解支援」「表現支援」「記憶支援」

間接支援として「自律支援」「情意支援」

があり、その中の「表現支援」は、表現内容の構成や日本語での表現を促す支援です。

正解は①です。

 

問5 「夜間中学校」について

日本経済新聞にこういう記事がありました

www.nikkei.com

①×一番多いのは中国人のようです

②○上記記事のとおりです。

③④×ちょっと非現実的だなあ、と思います。

正解は②です。