試験Ⅲ問題7【CEFR、NHK NEWS WEB EASY】
問1 「CEFR A2レベル」の説明
CEFRはレベルA「基礎段階の言語使用者」
レベルB「自立した言語使用者」
レベルC「熟達した言語使用者」
それぞれ1・2の2段階に分かれています。
①×B1レベル
②×B2レベル
③×A1レベル
④○
答えは④だと思います。
以下「やさしい日本語」に関する出題です。今年度「やさしい日本語」が出題されるかな?とは予想していましたが、今回はかなり細かい部分が出題されました。
しかも、「NHK NEWS WEB EASY」のガイドラインそのものが見つけだせません。
(見つけた方がおられましたら、ぜひ教えてください)
「やさしい日本語」は、災害時の情報提供から始まり、生活情報、観光案内と、活用分野が広がってきました。それぞれについて、用いる語彙のレベルや文章作成の際のルールが異なります。
さて今回、以下の論文をみつけました。
『やさしい日本語ニュース NEWSWEB EASYの制作支援システム』
http://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2016/workshop1/pdf/ws4.pdf
それによると、
・語彙レベルは(旧)日本語能力試験3・4級レベル
・一文の長さは50字まで
・周辺の情報は削除する
とのことです。
選択肢を検討します。
①×旧試験3・4級レベルです
②×周辺的な情報は削除します
③×一文は50字まで
④?本来は、伝わりやすい文章にするために、多少不自然さは残ります。
が、消去法で④ということでしょうか。
問3 手順②の活動の目的(不適当なものを選ぶ)
①②③×その通りだと思います
④○区切りながら聞いているので、トップダウンというよりボトムアップ的理解。
答えは④だと思います。
問4 リライト1文目。〔‼️解答が速報と違います〕
これでいいのかわかりませんが、普通に考えて①かな?と思っています。
‼️と簡単に考えていたら、アルク・ヒューマンが④で慌てています(大原は①)。
しかし、「ニュース原稿の一文目を要約する」のではなく「ニュース原稿をリライトした一文目」ですから、どう考えても①だと思うんですどね。
問5 「やさしい日本語」のニュース教材を用いる利点(不適当なものを選ぶ)
①○ニュース特有の言い回しはリライトの際に消えます。
②③④×その通りです
答えは①だと思います。