【日本語教育能力検定試験】独学ノート

日本語教育能力検定試験について、私が取り組んで効果的だったと思う学習方法をまとめます。

試験Ⅰ問題4【話すことの指導】

問1 パターン・プラクティスを重視する教授法は

③オーディオ・リンガル・メソッド

です。(完全攻略ガイド191p.)

 

問2 初級の「モデル会話」について

①×展開が不自然になるのは良くないと思います。

②×表現形式は複雑でない方が良いと思います。

③×場面・状況設定はオーソドックスな方が良いと思います。

④○その通りだと思います。

答えは④だと思います。

 

問3 「家族について話す」「趣味について話す」「教育について話す」のような項目で分類されたシラバスは?

③話題シラバスです。

①技能シラバス・・・4技能それぞれの下位技能を伸ばす。

        「発表のしかた」「論文の書き方」など

②場面シラバス・・・コミュニケーション上必要な場面での表現や語彙を集めている

        「買い物」「病院」「郵便局」

④機能シラバス・・・言語におけるコミュニケーションに注目したシラバス

        「依頼する」「断る」「誘う」「謝る」

他には、構造シラバス、課題シラバスがあります。

☆「シラバス」については完全攻略ガイド200p.。

 

問4 フィラーはどれ?

フィラーとは、話し言葉で間を埋めるために発せられる語。

「あー」「えー」「なんていうか」などがある。(完全攻略ガイド144p.)

答えは②だと思います。

①④はあいづち、③は感動詞

 

問5 「OPI」について

OPI」は面接による口頭表現能力試験(完全攻略ガイド384p.)。

これは「ひっかけ問題」と言っても良い選択肢設定です。一見すると「インタビュー」という語にひかれて④を選びそうですが(実際私はひっかかりましたが)、試験の目的は、言語知識を測るのではなく、会話遂行能力を測るものだそうです。

日本語OPI研究会

上記のサイトによると、インタビューの質問内容は一様ではなく、試験官が被験者のレベルに合わせて調整していくようです。

したがって、答えは②だと思います。